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古都出身マラクニマンの刹那の日誌…客観的な観察と、時に暴走する情動が交錯する…呂蒙は云った「士、三日会わざれば刮目して見よ」…都落ち寸前、ラスト落ちサムライが今宵討ち入る…かもしれない。


by harapin56

イチロー。

野球ではなく、政治のね。
みなさんは、今渦中の人物、このイチローをどう思う?
ちなみに、政治家として…。

俺は、政治家としての小沢一郎は認めている。
今回、しょうもないミスをして非常に立場を苦しくしているが、何とか踏ん張って頑張ってほしいと思っている。

「しょうもないとは何だ!不正をしていたかもしれなんだぞ!」
と言われそうだが、言い切ろう。

「どうでもいいんだよ、そんなことはよ…」

なぜなら、政治家に最も必要なものの一つは、『日本という国を世界の中でどう位置づけていきたいのか』というビジョンだと思うからだ。
小沢が人間としてどうかは知らない。腹黒い人かもしれない。優しくないかもしれない。
しかし、そんなことは政治家に求めていない。
どんなにいい人でも、無能だったらそっちの方が問題だろう。
自分の保身や自分を支援してくれる人や地域のことしか考えていない政治家、あれやこれやと思案するが肝心の決断が下せない政治家が多い中(←明確なビジョンがないから、木を見て森を見ずなんだよ)、少なくとも小沢にはビジョンがあると思える。

というのも、先日のクリントン来日。
小沢のとった行動(「どうしても会いたいって言うんなら時間作ってやってもいいぞ…」と、クリントンとの積極的接触を避けた)はマスコミや自民党に「非常識・失礼」と散々叩かれていた。
しかし…普通に考えて、クリントンがこのアメリカの未曾有の金融危機の中本当に接触したかったのが日本のわけないじゃないか?当然、それは中国だろう。
だから、言ってみればあれは、「アメリカは日本を最も大事なパートナーだと思ってますよ~♪」というクリントンのパフォーマンスじゃないか。。
小沢は当然、わかってたはずだ。だからこそ、あの態度をとった。
あの態度は、「俺が与党のトップに立ったら、お前らの思った通りにはならんぞ」という小沢のメッセージじゃないか。
クリントンが来たら、嬉々としてお出迎えをし、主張されるだけされてこちらの主張を後回しにする輩が大半の中、小沢はしっかりと自分の国家観を打ち出している。
マスコミの馬鹿はそれに気づいてか気づかないのか、ただただ叩いていたけれども、情けない。

正直クリーンな政治なんて求めてねぇよ。
クリーンで他国家に馬鹿にされたり蹂躙されたら洒落にならねぇんだよ。
汚くてもなんでもいいよ。その代わり、しっかりと国家国民のために、世界のために政治をしろよ、馬鹿政治家ども。
by harapin56 | 2009-03-29 00:27 | 自己発信