古都出身マラクニマンの刹那の日誌…客観的な観察と、時に暴走する情動が交錯する…呂蒙は云った「士、三日会わざれば刮目して見よ」…都落ち寸前、ラスト落ちサムライが今宵討ち入る…かもしれない。


by harapin56

世襲規制について。

自民党:菅氏が次期総選挙のマニフェストに『世襲規制(同一選挙区からの立候補規制)』を盛り込もうとしている。
また、対する民主党も、世襲規制を内規で定めることを党で合意したとされる。
党でコンセンサスがとれている民主党に引き換え、自民党内にはこれに対する反発が多い。
彼らの言い分は以下の通りである。
「世襲そのものが悪であるというのは横暴である。職業選択の自由という観点からは、内規で世襲を制限することは憲法違反である。」

正直、↑…わからなくはない。
どうしても、政治家になりたいのに、親が親族が政治家であったというだけで、なれないというのは如何なものかと私だって思う。
しかしね…それでもやはり、現状、『世襲規制』は必要なのだと私は思う。

そもそも、どうしてこんなにも世襲議員が多いのだろう?
簡単な話、先代議員・次期議員双方にそれなりの旨味があるからだ。
まず、次期議員。
世襲外の候補者に比べ、相続するもの(所謂、ジバン・カンバン・カバン)がべらぼうに強力であるから、選挙戦に有利な状態でスタートする。
次に、先代議員。
引退しても尚、自らの力を次代を媒介として波及させることができる。つまり、院政可能。

では、そんな世襲がもたらす弊害とは?
先代の知名度や財産、またその組織票のおかげで、仮にボンクラでもそれなりに勝負をしてしまうこと、最悪は勝ってしまう。しょぼしょぼの二世・三世議員の出来上がり。(全員が全員ボンクラというわけではないけどね…しかし大概はボンクラである)
初っ端から、そんな強敵が相手だと立候補する人そのものが減る。同族経営を続ける会社と同じ。閉鎖的な世界の完成。流れない水は腐ること必至…。
⇒因って、政治そのものが腐る。

解決策は?
二つしかないだろうね。
①有権者自身が賢くなり、名ではなく実をしっかりと見極めて票を投じる
⇒志の無い奴は落ちるし、志のある奴は選ばれる。
②規制をかける
⇒他候補者と同じ、もしくはビハインドからのスタートとなれば、「それでもやりたいんだ!」という志のある奴しか立候補しなくなる。そうまでして出てくるんだから、有権者はそいつの中身を見るだろう。

理想は、①だわ。ま、そうすると規制なんて要らないんだが。
でも、これはあくまで理想だもんね。現実無理。
「あの人知ってる!」「知っている人の息子・娘さん」「かっこいいし♪」
「テレビであんないいこと言ってはったもん!(実はパフォーマンスなのに…)」
「庶民(私ら)の味方やって言うてくれてはる、税金・保険料下げるんやで!」
こんなんで選んでいる有権者多いからさ。(無論全員ではないけどね)
全ての有権者が、立候補者の資質・政策の整合性なんて見てるわけじゃないんだよね。
国民って9割あほだと考えておいたほうがいいよ…。


さて…
前述したけれど、「労せずに選挙に勝てる確率が高い」
…そんな理由だけで政治家目指す馬鹿が多いのね、世襲だと。
本気で子どもを立派にして継がそうとする親は、まず自分の子に安易に席を用意しないよ。
そんなに甘やかしたらダメ人間一確やん…。
(甘やかすことを優しさだと勘違いしている馬鹿野郎な親が多いんだよ)
本当に子どものためを思ったら、必ず苦労させるよね。
少し話がずれるけど、
人間に性善説を当てはめるなら、法律は要らんわけやん?
法律があるってことは、性悪説にたっとるということやん。
一緒なんよね。
↑な馬鹿は当然出てくるのよ。だからこそ、それを抑える規制が要るのな。

人間は弱い生き物なんよ、楽させるとすぐに堕落する。
だから、それに対する罰則や抑止力は必要なのだと私は思うよ。

本気で民のために政治やりたい奴はそんな規制にとらわれず、どんな苦境だって立候補して主張してくるよ。
[PR]
by harapin56 | 2009-04-28 00:32 | 自己発信