古都出身マラクニマンの刹那の日誌…客観的な観察と、時に暴走する情動が交錯する…呂蒙は云った「士、三日会わざれば刮目して見よ」…都落ち寸前、ラスト落ちサムライが今宵討ち入る…かもしれない。


by harapin56

親というもの。

お盆休校に入る前に、ある生徒とその母親と面談をした。
「夏休みを遊び倒し、一向にやる気を見せない我が子をどうしていいか相談したい」
…ということだった。

その子は成績的に中の下、ないしは下の上、といった感じで、やるべきことをしない、怠惰な、また幼いとも言える子だった。

何回かそれまで話し合いをしていたが、
生徒:「復習は10分くらい」
僕:「あと15点伸ばすには、その時間をどれぐらい延ばせばいいと思う?」
生徒:「5~10分くらい…」

といった感じでお話にならなかった。

つまりは、認識が甘いのだ。
今のままで受かると思っている。なんとなく受かる気でいる。

…思いっきり、現実を見せないといけないと思った。
厳しいことを言わないといけないと思った。


結局、30分くらいのつもりが、気がつけば2時間の面談になっていた。


そして、今日…。。。

どうやら、そのお母さん、本部にクレームを入れたんだそうだ。
厳しいことをズケズケと言った僕に腹を立てたんだそうだ。。。


もう、ため息しか出んなぁ…。
「あの人、あほやなぁ・・・」
と、それしか出てこなかった。

僕が言いたくてあんな風に言ったとでも思っているのだろうか?
確かにものすごくきついことを言ったと思う。
でも、それを言っている自分が気持ち良いとでも思ったのだろうか?

…そんなの、できることなら言いたくないに決まってる。
「我慢できないなら、受験なんてやめちまえ。」
「やりたいことしかしないなら、人間じゃなくて犬や猫といった動物と同じだ。」
「勉強してもらってるわけじゃない。お前がしたくないなら、どうぞ自由に遊べばいい。それが導き出した結果にはしっかり、自分で責任取れよ。後で人のせいにはぜったいにするなよ。」
などなど。。。

言いながら、
「こんなんわざわざ、なんで塾の先生が言わなあかんねん!?人間形成は本来親の仕事やろ!?」
と思った。
けど、誰かが言わないと、その子に気づきのチャンスはない。
だから、言い放った。
その子が嫌いだからではなく、最終的によくなってほしいから、好きだから言った。

で、結局これかい…。
俺の2時間の熱意はなんやったんやろう。。。
スパルタ…って、これのどこが???

その子の将来を思えば、普通のことなんでないかい?
このまま世の中渡っていけるはずないもの。

皆が皆ではないけれど、そして、本来塾の先生という立場上、考えなくてもいいことだけれど、親を教育しないと不味いのではないだろうか?あまりにも、目の前しか見えない、馬鹿な親が多すぎやしないだろうか?

僕は子どもを育てたことはないけれども、子どもとして育てられた経験はある。
そして、その方針を今となっては身に染みて感じているし、誇りにも思っている。

世の親たち。
自分ではなく、「本当の意味で」、子どものことを考えろ。自分の子どものことだけでいいから。
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by harapin56 | 2007-08-23 01:55 | 自己発信