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古都出身マラクニマンの刹那の日誌…客観的な観察と、時に暴走する情動が交錯する…呂蒙は云った「士、三日会わざれば刮目して見よ」…都落ち寸前、ラスト落ちサムライが今宵討ち入る…かもしれない。


by harapin56

自己責任。

四条から歩いてみた。
その帰宅中昨日はっきりとした彼との違いを考えていた。

彼は先日ある人の人生に多大な影響を与えた。
自ら進んで巻き込みにいった。

俺は絶対にそうしないな…と思った。
意図的に巻き込みにはいかない。

根底には恐怖感がある。
巻き込む…人一人の人生を、自分が変えてしまう。
そこには巻き込んだ責任が伴うと思うから。
自分のことで精一杯な今の自分は下手に手を出せないと思った。
もちろん、将来的にはわからないが。
あくまで今は気が乗らない。

どっちが正しくて間違っているという問題ではない。
ただのスタンスの問題。

巻き込まれた相手が、100%自分の責任の下で決定を下したことを祈る。
少しでも、「彼がそう言ったから…することに決めた」って気持ちがあったら、異なる現実にぶちあたった時、人のせいにするんじゃないかと思って。
自分の発言が人の一生を変えるなんて責任は背負えない。少なくとも今は背負いたくない。
彼は背負えるんだろう。
いや…
たとえ、今は背負えなくともその既成事実が出来上がったことによって背負いたいと感じてやまない人なのだ。

逃げてるとは思わない。
物や成果を左右することなら失敗を覚悟で攻める。
しかし、人の人生を自分が自分主導で変えるなんておこがましくてできない、というのが自分の価値観だ。
己の在り方で環境を変える。
俺がやっていいと思うのはここまでだ。
最終的なジャッジはその人が責任を以て下す。

あー…
こんがらがってきたけど、自分の中に半分は落としこめた。
これが、時に冷たいと言われる俺の在り方。
by harapin56 | 2006-05-22 01:59 | UP↑時々DOWN↓系